Q よく、「ビルの○階の高さと同じ」という表現を聞きますが、何メートルくらい?
A 特に定義はありませんが、1階4mで計算するといいでしょう。
TVなどで、「ビル○階建ての高さ」、「マンション○階建ての高さと同じ」、などの表現をよく聞くと思います。では、1階分の高さって何メートルなんでしょうか。
床スラブの上面から上階の床スラブの上面までの高さのことを階高といいます。これがどれ位かわかると○階建のビルは何メートルかおおよそ分かります。

実際のビルを見てみましょう。Wikiから引用します。末尾の太文字が1階分の高さです。単純に高さを階数で割ってみました。
- 京王プラザホテル 本館47階178m、 3.7m
- KDDIビル(旧名 KDD本社ビル) 32階164.4m 5.1m
- 新宿住友ビル(通称:住友三角ビル) 52階210.3m 4.0m
- 新宿三井ビル 55階225m 4.0m
- 新宿センタービル 54階223m 4.1m
- 新宿アイランドタワー 44階189.42m 4.2m
- 新宿野村ビル 50階209.9m 4.1m
- ヒルトン東京(新宿国際ビルディング) 38階130.2m 3.4m
- 新宿NSビル 30階133.65m 4.4m
- 新宿第一生命ビル 26階117.1m 4.5m
- 新宿アイタウン 31階123m 3.9m
- 東京オペラシティ 54階234.37m 4.3m
- 西新宿三井ビルディング 27階112m 4.1m
商業ビルですと、平均はおよそ4mくらいでしょうか。ですので、「ビルの5階建て相当の高さ」という表現は、20mくらいの高さだと思って良いでしょう。実際の商業ビルは、1階部分の天井がやたらに高かったり、最上階部分に機械室があったりと、実際の階高が4mという訳ではないですが、目安として4mくらいか、と覚えておきましょう。
では、集合住宅(マンション)はどれくらいでしょうか。マンションによって様々ですが、平均すると階高は、2.8mから3.2mの間だと言われています。ですので、ざっくりと3mとしておきましょう。
ビル5階建てと同じ高さ、と言えば20m。マンション6階建ての高さと言えば18m。そのくらいだと思えばいいでしょう。説明する側が「ビル」と「マンション」を分けているかどうかは分かりませんが。
東京は地震による津波被害なないと言われていますが、巨大隕石が東京湾に落ちたとか、地軸がずれたとか前代未聞の天変地異が起きた場合(無いことを祈ります)に津波が発生した場合、10mの大津波が発生しないとも限りません。そういう緊急事態にはあわてず騒がず、マンションの4階以上に上るといいでしょう。
ある程度、周囲のビルやマンションの階数で高さを知っておくのは必要です。
常日頃から緊急時にはどのビルに逃げればいいのか確認しておきましょう。
大津波を想定し、東京都江東区は区民が最寄りの高層マンションなどに避難できるよう、発災直後にオートロックの解除などを求める防災協定を各マンション管理組合と結ぶ方針を固めた。東日本大震災以後、津波に関する問い合わせが相次いでいることから、山崎孝明区長は「強い揺れを感じたらすぐ避難できる“高台”を確保し、区民の不安を解消したい」としている。




